ケミカル型エネルギープラスチック減容機(ケミプラ)
ケミカル型エネルギープラスチック減容機は、従来のRPF・RDF製造機と比較し消費電力が1/3となります。また、ケミプラ原料のほかにRPF・RDFの原料も製造可能です。
ケミカルとサーマルの違い
ヒーターベルト
投入物によって、ベルトの数や大きさを変えて温度と加熱時間を効率よく調整することが可能。
ケミカルリサイクル用ガス化炉イメージ
炉に入る前に砕け効率よく燃焼しガス化させることができる
ケミプラのメリット
有害ガスが発生しにくい
サーマル向け減容機に比べ消費電力が少なく環境負荷が軽減される
アタッチメント部分のみを交換でき、消耗品にかかるランニングコストを抑えることができる
アタッチメント部分のサイズが変更可能なため、希望サイズでの原料化が可能
ケミプラ成型例
原材料
食品用プラスチック容器包装
PE ・PP ・PET ・PS 等
成型前
成型後
原材料
化学繊維(カーテン・衣類など)
PET ・PA ・PP 等
成型前
成型後
原材料
金属を除いたソファ・マットレス類
PU 等
成型前
成型後
原材料
農業ポリフィルム
PE・EVA 等
成型前
成型後
原材料
金属を除いた建築系木質廃材
成型前
成型後
原材料
人工芝
PP・PET 等
成型前
成型後
■木→1/5、プラスチック→1/10以下にすることが可能
■木くず・繊維ミックス・衣類などはモーターに負担がかかるため、シングルヘッド・ダブルヘッドどちらも大きいタイプのモーターを推奨します。
ケミカル型エネルギープラスチック減容機
■水分を含む物は、3%以下でないと固形化が難しくなります。3%〜7%程の水分を含む物に対しては、オプションで「温風ドライヤーブロアー」と「乾燥スクリューコンベア」を組み合わせた「ブロアー付きスクリューコンベア」で水分を飛ばすことを推奨します。
■ダブルヘッドをご希望の場合、処理能力が大きくなり廃棄物処理法に基づき様々な許可が必要となる為、要相談となります。
モーター